毒ガス開発の父ハーバー2009-06-21 11:51

副題 愛国心を裏切られた科学者
著者 宮田親平
発行 朝日新聞社 2007-11-25 1版1刷
価格 1,200+税
ISBN978-4-02-259934-6

ハーバーはドイツ人として、農業に革命を起こした空中窒素固定法、戦争をより残虐にしたチクロンを開発した。その愛国心にも関わらず、ユダヤ人としてヒットラーに追放された。
現代で考えれば何でそんなに「祖国」を指向したのか理解しがたいが、「戦争を早く終わらせる」という屁理屈を盾に毒ガスを開発していく様はやはり恐ろしい。何か突き進むことに捕らわれている感じ。
「ユダヤ人」というカテゴリが科学等へのこれまでの貢献にも関わらず、ヨーロッパでは何故そんなに嫌われてきたのかは、やはりわからない。

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