宇宙エレベータの代わりに宇宙リング2015-09-03 01:25

宇宙リングを使ってロケットが方向転換する様
今のところの技術では宇宙エレベータ難しそう。特殊なカーボンで作っても何かあれば燃えてなくなりそう。

その「燃えてなくなる」を安全装置として、「宇宙の踊り場」宇宙リングを作ったらどうだろう。

脱出速度程度で回る、巨大で、ある程度質量のあるリングをいくつか用意し、ロケットは運動エネルギーを持ったまま、そこに「接岸」できるようにするのである。ロケットはそこで燃料補給や構成変更をしてもいいし、人口重力(遠心力)により宇宙飛行士の休養もできるかもしれない。ただ、ロケットの発着のたびに軌道が変わるので人口衛星が多いところには配置できなそう。

それだけの構造物の原料をどこから調達するかだけど、やはり月だろうか。その場合、炭素はあまりないからマグネシュウムとかで作ることになるのかも。さらにその構造物の姿勢制御は太陽電池を使った何千、何万個ものイオンエンジンになるのかも。

プルトニウム消滅!2014-04-15 00:34

プルトニウム消滅!
副題 脱原発の新思考
著者 森中定治
発行 小石川ユニット 2012-06-22 第1刷
価格 1400+税 (ブックオフ 350)
ISBN978-4-88546-242-9

題名からトリウム溶融塩炉や加速器駆動未臨界炉の話かと思ったが、トリウム溶融塩炉に大まかにふれられているだけで、どちらかというとエネルギーに対するコンセンサスをどのようにとるべきかという議論が主だった。
ただ、そのコンセンサスの形勢にしても「ポジショントーク」を捨てさせることが重要としている他は奇抜なアイディアはなかったように思える。
私としては、議論が行き詰まっている状況を変えるのは、やはり新しい技術の展望だと思う。そういう意味で「核のゴミ焼却炉」としての加速器駆動未臨界炉に期待している。

コーデックの謎2013-12-22 01:13

コーデックの謎
副題 高品位&長時間のデジタル映像をコンパクトに圧縮できるのは、なぜ?
著者 小川淳一
発行 実業之日本社 2005-03-10 初版第1刷
価格 1780+税 (ブックオフ 105)
ISBN4-88166-439-5

圧縮のアルゴリズムを期待したが、発売当時のソフトテクニックが主。
XviD や Ogg の形式の由来がわかってそれなりに面白いが。

したたかな生命2013-01-26 07:02

したたかな生命
著者 北野宏明、竹内薫
発行 ダイヤモンド社 2007-11-15 第1刷
価格 1600+税
ISBN978-4-478-81003

全方位のロバスト性は不可能だと言っている。
そこで思い出されるのは、福島原発。電力会社の肩を持つわけではないけれど、福島第一原発の対津波性能はコスト的には妥当に見えていたのかもしれない。
でも批難や反対意見がなければ、結局進化はしないのだと思う。

痛快!コンピュータ学2012-12-23 05:11

痛快!コンピュータ学
著者 坂村鍵
発行 集英社 第1刷 2002-03-25 第2刷
価格 686+税 (ブックオフ 105)
ISBN4-08-747428-3

コンピュータの仕組みと歴史を容易な文章でまとめたもの。
でも 10年の月日は長く、CALS とか、少々ずれてる。




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