「空気が読めない」という病2012-09-19 22:05

「空気が読めない」という病
副題 大人の発達障害の真実
著者 星野仁彦
発行 KKベストセラーズ 2011-03-30 第1刷 2012-07-30 第3刷
価格 819+税
ISBN978-4-584-12320-1

「発達障害」という代わりに「発達アンバランス症候群」と名付け、広く受け入れてもらおうとしている。それはいいのだけれど、ADHD、アスペルガーに限らず興奮型からぼんやり型までいろいろな症状のタイプを扱っているのでかえって分かりにくくならいか。
しかし、人付き合いから仕事の能率までいろいろなことが発達障害として説明できるなら、いっそのこと発達障害をある意味異常である病として区別するのではなく、人の発達状況を多次元ベクトルとして表し、生涯のベクトルの変化を提示することにより個性を表現し、その「個性」が社会とぶつかる場合のみを精神医療でささえるというイメージでいいのではないか?




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