ダンゴムシに心はあるか ― 2011-07-12 23:26
副題 新しい心の科学
著者 森山徹
発行 PHP研究所 2011-04-01 第1版 第1刷
価格 800+税
ISBN978-4-569-79655-0
著者の「心」の定義に慣れるのに少々時間がかかる。
著者の定義では「隠れた活動部位」「内なるわたくし」、予想外の行動を起こすものというような表現がされている。個体が未知な状況に置かれた時、行動を選択するものというような意味だと思う。ただそうすると、プログラムで言えば、if then のところは心ではなく、rand(乱数取得)のところが心であるというようなことにならないか。それはそうととにかく「自由」になるところが「心」であるらしい。
ダンゴムシ、タコ、カニ・・・、未知な状況では「心」に従い、人間が予測しなかった行動に出る。それはそれで発見で、大脳以外は固定的なプログラムと考えがちなことに反省が必要になる。
「心」という言葉を使っているがため、いろいろ違和感があるのだけれど、そのよくわかならい状況だからこそ、この方面の研究もどんどん進めて欲しいものである。
著者 森山徹
発行 PHP研究所 2011-04-01 第1版 第1刷
価格 800+税
ISBN978-4-569-79655-0
著者の「心」の定義に慣れるのに少々時間がかかる。
著者の定義では「隠れた活動部位」「内なるわたくし」、予想外の行動を起こすものというような表現がされている。個体が未知な状況に置かれた時、行動を選択するものというような意味だと思う。ただそうすると、プログラムで言えば、if then のところは心ではなく、rand(乱数取得)のところが心であるというようなことにならないか。それはそうととにかく「自由」になるところが「心」であるらしい。
ダンゴムシ、タコ、カニ・・・、未知な状況では「心」に従い、人間が予測しなかった行動に出る。それはそれで発見で、大脳以外は固定的なプログラムと考えがちなことに反省が必要になる。
「心」という言葉を使っているがため、いろいろ違和感があるのだけれど、そのよくわかならい状況だからこそ、この方面の研究もどんどん進めて欲しいものである。
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