神様のパラドックス 下2014-05-09 02:59

神様のパラドックス 下
著者 機本伸司
発行 角川春樹事務所 2010-11-18 第1刷 (単行本 2008-07)
価格 667+税 (ブックオフ 105)
ISBN978-4-7584-3511-6

量子コンピュータが計算した結果については、ちとご都合主義的に感じることも多かったけれど、物語的には概ね面白かった。
解説に書いてあったけれど時系列的には「神様のパズル」「神様のパラドックス」「パズルの軌跡」という順番になるらしい。

長期記憶2014-05-10 01:20

脳内にビデオレコーダのようなものは見つからない。
しかし、人間は思い出を再生できる。

ここから仮説
A「何々が起こると、次に何が起こる」という言語的な記憶がある程度多くある。
B「何々を感じる」と「何々が起きている」という関連の記憶が大量にある。
思考領域(これは活動的なシナプス群か?)はA,B共に刺激し、Aを軸にBをつなげた、「つじつま」のあう「連想」を形成する。
その時、形成されているものが「思い出」のように感じられるのかもしれない。

ubuntu で動画変換2014-05-17 15:49

たまった ts ファイルを一括して圧縮するために使ったコマンド。

#{src} に ts ファイルの名前
#{dst} に mpg ファイル名前を入れる

/usr/bin/cvlc '#{src}' --sout \"#transcode{vcodec=h264,vb=800,acodec=mp2a,ab=128,scale=0.5,channels=2,deinterlace,audio-sync}:std{access=file,mux=ps,dst='#{dst}'}\" vlc://quit

または

/usr/bin/cvlc '#{src}' --sout \"#transcode{vcodec=h264,vb=800,acodec=aac,ab=128,scale=0.5,channels=2,samplerate=48000,deinterlace,audio-sync}:std{access=file,mux=ts,dst='#{dst}'}\" vlc://quit

思考・概念2014-05-19 07:00

長期記憶にあるのは「状況対応テーブル」だと仮定する。
「状況対応テーブル」は取り出す時に、整合性をチェック(実際の行動を起こすか等)されると仮定する。
「思考」は短期記憶、長期記憶にアクセスしながら「状況対応テーブル」の追加・削除を行うと仮定する。
更新された「状況対応テーブル」は一度「思考」を終え、短期記憶と隔離された後、整合性をチェックを経て利用されると仮定する。

「状況対応テーブル」という言い回しをしたが、「概念」とか「思い出」とかいう語に置き換えることもできると思う。少なくとも人間の場合、嫌なことを思い出してもすぐ泣き出すわけではない。
また、思考というのは、ランダムに生成される信号経路にバイアスをかけていく動作なのかもしれない。

自己組織化とは何か2014-05-29 04:00

自己組織化とは何か
副題 生物の形やリズムが生まれる原理を探る
著者 都甲潔、江崎秀、林健司
発行 講談社 1999-12-20 第1刷 2000-02-03
価格 900+税 (ブックオフ 105)
ISBN4-06-257277-X

小さな機械を作成する意味での自己組織化、生物が生きるうえでの自己組織化などあるが、それらは差があり過ぎ、生物の巧妙さには遠く及ばない。
どうしても分子レベルでの動作から積み上げないといけないのかも。




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