バイオマスが拓く21世紀エネルギー2009-06-21 11:31

副題 地球温暖化の現況CO2排出はゼロにできる
著者 坂井正康
発行 森北出版株式会社 1999-08-31 1版2刷
価格 1,800+税 (ブックオフで 105)
ISBN4-627-94461-6

トウモロコシを発酵してエタノールを作成するのではなく、草本類何でも工業的にメタノールに変換してエネルギー源とすればCO2を増加することがなくなるという提案。
10年前の本であり、技術的に不可能なことは言っていないのにも関わらず、著者の望むような方向に進んでいなのはやっぱり原油が安いから。原油価格がこれまで代替エネルギーを潰すような価格の変動をしてきたことはどのような集団の思惑によるのだろうか。
結局、人類が本気になって代替エネルギー開発に乗りだすのは大気が膨大なエネルギーを内在するようになってからか?

毒ガス開発の父ハーバー2009-06-21 11:51

副題 愛国心を裏切られた科学者
著者 宮田親平
発行 朝日新聞社 2007-11-25 1版1刷
価格 1,200+税
ISBN978-4-02-259934-6

ハーバーはドイツ人として、農業に革命を起こした空中窒素固定法、戦争をより残虐にしたチクロンを開発した。その愛国心にも関わらず、ユダヤ人としてヒットラーに追放された。
現代で考えれば何でそんなに「祖国」を指向したのか理解しがたいが、「戦争を早く終わらせる」という屁理屈を盾に毒ガスを開発していく様はやはり恐ろしい。何か突き進むことに捕らわれている感じ。
「ユダヤ人」というカテゴリが科学等へのこれまでの貢献にも関わらず、ヨーロッパでは何故そんなに嫌われてきたのかは、やはりわからない。

ユダヤ人社会のしくみ2009-06-21 12:43

副題 現代ユダヤ人の本当の姿がここにある
著者 滝川義人
発行 中経出版 2001-03-04 1版1刷
価格 1,500+税 (ブックオフで 800)
ISBN4-8061-1442-1

よくある眉唾的なことは書かれていないので安心して読める。「ユダヤ人」って何という素朴な疑問から読み始めたのだけれど、知らないことがいっぱいだし、やっぱりよくわかないことが残る。
まず系統
・スファルディ(スペイン)
・アシュケナジ(中欧)
・ミズラヒ(中東・アジア)
イスラエル
・超正統派の存在
・(建前はともかく)宗教国であるということ
・旧ソ連からの優秀な研究者の流入が工業水準を上げたこと
土地を離れても宗教を背景にアイデンティティを形成していた人たちが、自国内にいる非ユダヤ住民をどう見ているのか心配。
よくわからないこと
・ヨーロッパ人とユダヤ人の間の感情
・アラブ人とユダヤ人の間の感情
日本国内の「いじめ」だって外からみるとよくわからないのだから当然か。




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