スパコンで解き明かす素粒子・宇宙・物質2015-06-15 23:55

KEK構内
KEK公開講座
2015年06月13日(土) 13:30~16:00
高エネルギー加速器研究機構(KEK)研究本館 小林ホール
題目
「スパコンと素粒子・宇宙」
「スパコンで解き明かす物質の不思議」

後半の講義で、相転移的なものが数値計算で求められることについて言及されていたが、逆に数値計算以外、たとえばトポロジーで相転移を説明する方法はないのだろうか?

誰かが計算には FORTRAN が使われているのかと質問して、FORTRAN か C という回答があったと思ったけど、現代の LL系の文法のほうがモデルをうまく表しやすいような気がするのだが。スピードについては LL系を C なんかにコンパイルして更に最適化すればいいのだから。

宇宙を捉える2014-11-15 23:00

東京大学・駒場キャンパス
-暗黒物質の正体に迫る-
2014-11-15(土) 13:00-16:00
東大駒場 21KOMCEE West レクチャーホール
講演
暗黒物質の正体について
講演
地下からさぐる暗黒物質
対談
暗黒物質っておもしろい?

暗黒物質の正体は超対称性粒子で決まりっていう印象。
参加してた高校生たちが、もしかしたら暗黒物質の正体をあばく年代なのかも。

心は量子で語れるか2014-09-16 23:28

心は量子で語れるか
副題 21世紀物理の進むべき道をさぐる
著者 ロジャー・ペンローズ 訳 中村和幸
発行 講談社 1999-04-20 第1刷 2000-06-26 第5刷
価格 1040+税 (ブックオフ 105)
ISBN4-06-257251-6

ペンローズは生体内の微小管内の量子的振る舞いが精神を構成していると考えているらしい。ただ、現状の物理学だけでは説明できないことは承知していて、波動関数の収束辺りに新しい物理学が構築された後、説明できるという設定らしい。
ホーキングによる反論も載っていて、僕なんかもホーキングと同様の反論が思いついた。特に精神がコンピュータによってシミュレートできないとするペンローズの考え方に違和感を覚える。
だけど精神がシミュレートできたとする結果もまだないわけで、いつかペンローズの主張が蘇る時がくるかもしれない。

KEK一般公開2014-09-14 22:54

SuperKEKB建設中
来年に動き始める SuperKEKB加 速器が見られた。
検出器はまだ設置されていなかった。
また、SuperKEKEB の運転後になるかもしれないけれど ILC(国際リニアコライダー)の宣伝が目立った。つられて ILCタオルを買ってしまった(31km という説明が入っていなければ何だかわからない!)。
あと新型の放射光源 cERL を見ることもできた。

ヒッグス粒子の発見2014-08-26 01:56

ヒッグス粒子の発見
副題 理論的予測と探求の全記録
著者 イアン・サンプル 訳 上原昌子
発行 講談社 2013-02-20 第1刷
価格 1300+税 (ブックオフ 660)
ISBN978-4-06-257798-4

超まとめ
・ヒッグス機構は複数の物理学者が同時期に思いついた。
・ヒッグス機構が電弱理論の基礎となる。
・ヒッグス機構により質量が与えられる粒子とそうでない粒子が分かれる。
・素粒子の複合体の質量は素粒子の質量+結合エネルギーの質量。
・LHCがテバトロンに勝って欧州の科学者は喜んだ!?




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