日経サイエンス 2009-102009-09-13 22:25

副題 見えた!量子の奇妙な世界 存在確率マイナス1
発行 日経サイエンス社 2009-10-01 通巻460号
価格 1,400
ISSN 0197-009X

久々のヒット!
「存在確率マイナス1」のアハラノフの解釈の解説(P.28)では、量子ゆらぎが多世界を生んで行くのではなく、宇宙の最終状態から現在の状態が「選択される」と説明される。
人間は熱力学的な時間しか感じられないけれど、宇宙には「絶対的な」時間が存在すると言い換えたら言い過ぎだろうか?
明日からの生き方が変わるわけではないけれど、何か量子論のいまいち霧がかかった雰囲気に光が差し掛けているような感じ。

他の内容は
「ガソリンを雑草から作る」
「火星の歩き方」
「皮膚がくっきり恐竜のミイラ化石」(今度幕張行かなきゃ!)
と、興味深いものばかり




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