宇宙論入門2012-04-09 00:57

宇宙論入門
副題 誕生から未来へ
監修 佐藤勝彦
発行 岩波書店 2008-11-20 第1刷 2008-12-15 第2刷
価格 700+税 (古本市場 105)
ISBN978-4-00-431161-4

副題の通り、誕生時だけでなく未来についてもあれこれ書いている。

自分なりのまとめ
真空が相転移する度に力が分かれていった。
No.1 重力の分岐
No.2 強い力、電弱力の分岐・第一のインフレーション
No.3 電磁力と弱い力の分岐
No.4 クォークの核子への閉じ込め
No.5 第二のインフレーション? 60億年前から始まっているのか?
とりあえず、ダークマターは何かわからないけれど、ダークエネルギーは第二のインフレーションを「起こしつつある?」残っている真空のエネルギーではないかと。

未来について
現在の加速膨張が永遠に続くのか第一のインフレーションのようにどこかで止まるのかは現在のところわからない。
仮に宇宙が収縮に転じてもエントロピーは上がりつづけ、時間が逆に流れることはない。

あと重要なこととして、まだ一般相対性理論とかの適用限界がわかっているわけではなく、新しい理論によって過去の宇宙像も未来の宇宙像も大幅に修正される可能性がある。

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